みなさん、いかがお過ごしですか。
専門学校では、各科それぞれ様々な資格に取り組んでいます。
ウチの科でいえば、先日お知らせした「国際航空貨物取扱士」とか、運転免許ですね。
運転免許といえば、つい先日「準中型自動車免許」という新しい免許制度がスタートしました。
これからグランドハンドリングの仕事を目指す中・高生のみなさんには、ちょっと知っておいてほしいことなので、また改めてお話しますね。
さて、先月「ビジネス・キャリア検定」の「ロジスティクス・オペレーション」という分野の試験を受けてきました。
どういう資格・試験なのかというと、貨物の包装や取扱い機材、保管施設のあり方などについて、実際に貨物を取り扱う職場でリーダーを目指す人なら知っておくべき内容を問うものです。
グランドハンドリング科では、2年次にこの「ロジスティクス・オペレーション」の授業があります。今までは他の先生にこの授業をご担当いただいていたのですが、この春からは私が担当することになったので、今回試験を受けました。
…そのロジスティクスがグランドハンドリングに何の関係があるんだ、とイメージが結びつかない方もいらっしゃいますよね?
空港には「上屋(うわや)」と呼ばれる倉庫があって、そこで飛行機に積む貨物の取り扱いをしています。
(参考)
↓
http://www.hospitality-teacher.net/2016/10/post-f3bf.html
実は、航空会社には「RFS(ロードフィーダーサービス)」といって、実際には飛行機ではなくトラックで空港の「上屋」から目的地空港の「上屋」まで国際貨物を運んでいる路線があります(トラックなので、当然旅客は搭乗できません)。
トラックでも航空会社の便なので、ちゃんと便名がついています。JALなら9800・9900番台、ANAでは8000番台の便がこの「RFS」で運航…ではなく、運行されています。
私も成田空港で現役時代にこの「RFS」の業務に数年間携わっていました。つまり、空港で航空貨物の仕事をするには、飛行機のことばかり詳しくてもダメなんですね。道路交通法とか、あまり空港の仕事に関係なさそうな法律や規則もある程度知っておかなければならないので、この「ロジスティクス・オペレーション」の授業があります。
で、昨日はWEBで結果発表の日だったのですが…